犬とのふれあいが「癒し効果 をもたらしてくれる!」
アニマルセラピーは、犬などの動物を使ったセラピーです。
動物とのふれあいが精神に安らぎをもたらしてくれる効果を期待して行われるセラピーで、病院や高齢者のための福祉施設でも実際に取り入れられ注目を浴びています。
なぜ、動物とふれあうことで癒しの効果が期待できるのでしょうか。
それには、ホルモンが関係していることがわかってきました。
犬とのコミュニケーションとホルモンの関係
犬好きな人は、犬と遊んでいるだけで癒されていると感じます。
特別犬好きではないという人の場合でも、犬を撫でたり抱いたりすることで得られる効果があることを
ご存じでしょうか。
動物の毛を撫でることで、オキシトシンというホルモンが分泌されます。
オキシトシンは出産時に子宮を収縮させたり、授乳の際に母乳の出をよくさせる効果があることが知られていますが、オキシトシンが分泌することにより人間への信頼を高める効果があることが研究によって
わかってきました。
オキシトシンは「愛情ホルモン」という別名で呼ばれることもあり、人間関係を円滑にしたりストレスを軽減させる役割があることが
わかっています。
他にも、血圧が低下するなどのリラックス作用が確認できています。
親しい人と手をつないだりハグをしたりするだけでオキシトシンは分泌され、その人への愛情をより深める作用があることが
わかっています。
犬のように人間とのコミュニケーション能力に長けている動物を優しく撫でたり、遊んだりしてコミュニケーションを図ることはオキシトシンの量を増幅させます。
愛犬に対する愛情も深まるため、お互いにとって良いこと尽くめと言えますね。
犬がいることで生まれるダイエット生活
犬とのコミュニケーションの一つに毎日の散歩があります。
毎日決まった時間に散歩をする習慣がつくため、運動不足解消につながります。
犬と歩調を合わせて歩くと、一人で歩いているときよりもリラックス効果を高めてくれると
いわれています。
無理のない運動を毎日続けることで、脂肪燃焼効果が期待できます。
毎日散歩をすることで人間だけでなく犬も運動不足とストレスを解消することができ、犬の問題行動を軽減することができますよ。
犬種によっては長時間の運動が必要ない場合もありますが、適度な運動はどんな動物にとっても必要です。
人間にも同じことがいえます。
ハードな運動を長続きさせることは難しいですが、散歩程度の運動ならば毎日無理なく行うことができます。
一緒に散歩を続けてくれるパートナーがいることでさらに長続きさせることができるでしょう。
犬を飼っている方はもちろん、犬を飼っていない方でも動物との触れ合いを大切にして、愛情溢れる人生にしてくださいね。